4/20,21 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「約束のことば」(マルコ16:1~8) 〔新約97頁〕

1女性たちが向かった先(1~3節)

 マグダラのマリア、ヤコブの母マリア、サロメの3名は、墓に葬られた主イエス(15章42節以下参照)の遺体に防腐処置を施すため、墓に向かいます。日曜日の朝早く、日の出と共に出発した3名は、驚くべき光景に出会うのです。

2若者と出会う(4~5節)

 当時のユダヤの墓は、石をくりぬき、墓の入り口は大きな石でふたをしていました。現在も主イエスの葬られたとされる場所のうち、ゴードン将軍の園の墓と言われる墓は、中は空っぽの状態で、入り口の石は転がしてあり、開かれています。墓の中には、一人の若者が右手に座っていたと記されています。

3告げられたことば(6~8節)

 「驚くことはない。あなたがたは十字架につけられたナザレのイエスを捜しているが、あの方は復活なさって、ここにはおられない。御覧なさい。お納めした場所である。さあ、行って、弟子たちとペトロに告げなさい。『あの方は、あなたがたより先にガリラヤに行かれる。かねて言われていたとおり、そこでお目にかかれる。』と」。(6~7節)

 天使に告げられたことばは、空虚な墓の意味と、復活されたイエス・キリストの物語です。金曜日の十字架上での死の後、何が主イエスに起きたのか。そして今どうされているのか。

 女性たちの混乱した様子が、復活が実際に起こったことをリアルに証ししています。驚き、混乱、恐怖する女性たちは、すぐにはそのことを話すことは出来ません。しかし沈黙のその後。

 福音は、十字架と復活の出来事に出会った私たち一人ひとりが、それをどう受け止めていくのか。どう向き合っていくのかということが大事なのではないでしょうか。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(20日・21日)の聖書研究・祈祷会、4月24日 主日礼拝

・20(水)和歌山教会、A.A姉、21(木)奈良教会、O.M姉                      

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

伝道開始60周年記念を迎えた今年度の歩みの為に。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように

3出席者の祈り課題 

  • 次回は、4月27日、28日「パウロ、アテネで奮闘す」(使徒17:16~34)

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