4/3 週報巻頭言より

『60歳の出発』            No.140

「神はすべてを時宜にかなうように造り、また、永遠を思う心を人に与えられる。それでもなお、神のなさる業を始めから終わりまで見極めることは許されていない。」(コヘレトの言葉3章11節)

 「何事にも時があり 天の下の出来事にはすべて定められた時がある。」(3:11)から始まるコヘレト3章は、神の時について含蓄のある言葉を紡ぎ出していきます。

 今年2022年4月東山キリスト教会は、伝道開始60周年を迎えました。日系アメリカ人の星崎礼司宣教師は当初ご家族と共に、千種区御棚町3丁目36の宣教館で伝道を開始されました。母教会は、今池にある日本バプテスト名古屋キリスト教会。当時の牧師は池田巍義先生(現在、協力牧師)です。一昨年来、幸いなことに元教会員だった方や、星崎宣教師の秘書だったという方にお会いし、お交わりの機会を頂いています。教会のメンバーは神の家族と言いますが、離れていてもつながっており、祈りの交わりは途絶えることがないことを改めて実感しています。

 日本は60歳をもって還暦といいます。巡り巡って赤ちゃんのように新生・再生し、新たな一歩を踏み出す年。それが60周年です。さあ、今年度どのような新しい出会いが待ち受けているでしょうか。神様の出来事を期待し、地道に伝道、牧会、教会形成に励んでいきましょう。主にありて

-週報巻頭言, 牧師のお話