2/9,10 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「目を覚ましていなさい」(マルコ13:32~37) 〔新約90頁〕
はじめに
神の救いが到来するのはいつでしょうか。それは父なる神様のみご存じのことです(32節)。終末の到来は、大きな苦しみや悲しみが前兆として起こり(14節)、その後、人の子(=イエス・キリスト)が来られることによって完成されます(26節)。マルコ13章の全体を通して語られる『終末の到来と神の救いの完成』について、今日の私たちは様々な事象・現象を通しても考えさせられています。
1 それはいつか(32~34節)
「主人が突然帰って来て」(36節)という言葉に象徴されるように、今日明日、もしくは少し遅れるようにして、突然来る。これがイエス様の答えです。ただし、旧約(ハバクク書2:3)、新約(ヨハネの黙示録22:20)にもあるように、決して遅くないのだということは聖書の物語る真実です。
2 目を覚ましていなさい(35~36節)
イエス様は、福音書の中で何度も「目を覚ましていなさい」と弟子たちに向けて語られています。ゲッセマネの園での血の汗の滴るような祈りの場面には(14:32~42)。「わたしは死ぬばかりに悲しい。ここを離れず、目を覚ましていなさい。」(34節)、「誘惑に陥らないよう、目を覚まして祈っていなさい。心は燃えても、肉体は弱い。」(38節)と印象的な言葉が繰り返されます。
目を覚まして待っていなさいと言われても、肉体を持つ(=時間・空間の限界に生きる)私たちは決して強くはありません。イエス様の憐みを注がれて、眠ってしまっても、起きようと努めることが大切ではないでしょうか。「あなたがたはまだ眠っている。休んでいる。もうこれでいい。時が来た」(14:41)のイエス様の言葉には、私たちへの慰めと共に、励ましを感じます。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週(9日・10日)の聖書研究・祈祷会、2月13日 主日礼拝
・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・国内、国外に生きるすべての苦しみを抱える人々に平安と助けが与えられるように
3出席者の祈り課題
- 次回は、2月16日、17日「メシア告白」(マルコ8:27~38)