1/5,6 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「福音のスタート」(マルコ1:14~20)   〔新約61頁〕

はじめに

 マルコ福音書の始まりは、「神の子イエス・キリストの福音の初め」という言葉から始まります。マルコは、マタイ、ルカの福音書のもとになった福音書とも言われています。書かれた年代が一番古く、そのために、分量が短く、特に最後の復活の物語などは、まとまりのない印象があるように思われます。クリスマス・ストーリーにある誕生物語は含まれておらず、キリストの生前の福音伝道の生涯(公生涯)にスポットがあてられていることが分かります。

①時は満ちた(14~15節)

 時(カイロス)とは、新しい時代の幕開けを意味する時です。あたらしい救いの歴史がスタートしたのだという意味を込めて、「時は満ちた」とイエス・キリストは宣言され、福音伝道を始められます。神の国は今まさに近づきつつある。その完成は未だ、しかし、まもなく、完成されるのだ。それは、福音を信じる人々が起こされてから後。福音の完成のために、イエス・キリストは来られたのです。

②ガリラヤ周辺から始まる(16~20節)

 福音はまず、身近な人々のところから広がっていきます。イエス・キリストの生まれ故郷ガリラヤ地方の周辺から、弟子の召命(弟子を作る・育てる)に、福音伝道の働きの重点が置かれています。

宣教・教え・奉仕の3点で言えば、イエス様による福音宣教、弟子訓練、そして、悪霊追い出しと病者の癒しは、大変大事な働きです。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(5日6日)の聖書研究・祈祷会、1月9日 主日礼拝と主の晩餐

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・集中豪雨の被災地域(国内)、異常な高温状態の続く地域(世界)を覚えて

3出席者の祈り課題 

  • 次回は、1月12日、13日 マルコ2:13~17 

-聖書研究・祈祷会, 祈祷会のご案内