11/10 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「光が射すと」(詩編119編121~128編 アイン)   〔旧約965頁〕

① 詩編119編とは

 ヘブライ語のいろは歌です。ヘブライ語のアルファベットの文字から始まる単語で8つの節からなる22編の詩編です(8節×22文字=176節)。1編の詩編としては最も長い詩編になっています。

 作られた時期としては、バビロン捕囚の頃/後、紀元前6世紀ごろと考えられ、主に若い人の気持ちに寄り添う形で作られています。人生という長い「道」を歩む詩人が、神様の慈しみと救いに守られ、忠実に主の定めを守って忠実に生きて行くという内容になっています。

②御救いを待って(121~124節)

 詩人は「正しい裁きを行う」人です。王なのか、祭司なのか。あるいは、全体の内容からすると、一庶民のようにも思われます。「傲慢な者が、わたしを虐げませんように。」(122節)

 神様の正しい裁きを待って疲れてきている。「御救いを待って、わたしの目は衰えました」(123節)を読むと、ひょっとして年配者の嘆きであるようにも聞こえてきます。

③ あなたの御言葉を教えてください(125~128節)

「金にまさり純金にまさって」主なる神様の御言葉(仰せ、掟、定め、律法、戒め、命令)を大切に歩む詩人です。現実は、厳しく、人々は律法の言葉を軽んじている。今まさに「主の働かれるとき」なのだと、詩人は思いを神様にぶつけていきます。詩人の衰えた目、かすんできた眼はいつ晴れるのでしょうか。

「あなたが分からせてくだされば、あなたの定めを知ることが出来」るのです。神様の時があります。必ず神様の救いの日が来ることを信じて、詩人は待ち続けます。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(10日,11日)の聖書研究・祈祷会 & 14(日)主日礼拝

・教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

・クリスマスに向けて祈りと一致をもって準備を行うことが出来るように。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・集中豪雨の被災地域(国内)、異常な高温状態の続く地域(世界)を覚えて

3出席者の祈り課題 

※次回:11/17(水)・18(木)「都もうでの歌」(詩編131編1~3節)

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