10/20,21 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「すべては主のもの」詩編24編)     〔旧約855頁〕

①詩編24編とは:ダビデの詩で、詩編15編と共に、エルサレム神殿の城門の前で行われていた入城の問答(祭司と巡礼者代表)の典礼詩編とも言われています。

構成:  賛美から賛美へ

1~2節  天地を創造された主なる神への賛美

3~6節  祭司と巡礼者の問答

7~10節 民(巡礼者)と共に神殿に入られる栄光の王である主なる神への賛美

②創造主に目を留める(1~2節)

 聖書の神と周辺地域の神々との違いは、唯一神である創造主は天地万物を造られた方であるといことです。エジプト、バビロニアなど、周辺地域にも創造物語はあります。その地域の神は唯一神ではなく、複数の神・女神がいて、自然崇拝に基づき、山、海、星々そのものも崇拝の対象になります。

③主を尋ね求めて生きる(3~6節)

 この世は「旅」、私たちは「巡礼者」のような存在です。4節に「潔白な手」「清い心」とあります。手は行為を、心は思いをあらわします。完全・完璧には生きられませんが、神様を求めて生きることは出来ます。「むなしいもの」とは、偶像をあらわします。私たちを誘惑し、真の神からそらせようとする存在のことです。それらのものに心を奪われることなく、ただひたすら主なる神様に心を向け、お従いしようと志す人々を、「主はそのような人を祝福し、救いの神は恵みをお与えになる」のです。

④主は私たちと共に(7~10節)

 巡礼者と共に栄光の王は、旅を共に進めてくださる方です。それはつまり、神様は私たちの人生の導き手であり、守ってくださる方であるということです。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(20日,21日)の聖書研究・祈祷会 & 24(日)主日礼拝

・今年度の教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・集中豪雨の被災地域(国内)、異常な高温状態の続く地域(世界)を覚えて

3出席者の祈り課題 

※次回:10/27(水)・28(木)「豊かな平和に」(詩編72章)

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