9/1,2 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「立ち帰れ」(エゼキエル33章) 〔旧約1349頁〕
はじめに イスラエルの回復(1~20節)
前回18章に続き、今回も「立ち帰れ」というテーマを付けています。
「彼らに言いなさい。わたしは生きている、と主なる神は言われる。わたしは悪人が死ぬのを喜ばない。むしろ、悪人がその道から立ち帰って生きることを喜ぶ。立ち帰れ、立ち帰れ、お前たちの悪しき道から。イスラエルの家よ、どうしてお前たちは死んでよいだろうか。」(11節)
33章~39章までの流れでは、イスラエルに対する神様の裁きが語られるだけではなく、イスラエルの回復が語られています。「立ち帰れ」と呼びかけ、イスラエルが滅びることを願わず、イスラエルが救われることを神様が心から願い、救いを実現する約束が記されているのです。
① バビロン捕囚から12年(21~29節)
捕囚第12年10月5日とは、西暦紀元前587年12月もしくは、586年1月のことと考えられます。この時、バビロン軍はエルサレムへと侵攻し、エルサレム神殿が燃やされ、エルサレムから逃れた人はエジプトに逃れ、ある人々は捕らわれてバビロンへと連れて来られたのでしょう。神様の裁きによってエルサレムは崩壊しますが、この時「彼らは私が主であることを知るようになる。」(29節)と、主なる神様は告げられています。
② 聞いても行わない(30~33節)
エゼキエルをはじめとする預言者の言葉を聞こうと人々はやって来ますが、彼らは行わない(立ち帰らない)。しかし、「彼らは自分たちの中に預言者がいたことを知るようになる。」(33節)
29節と33節にある主の御言葉と約束にこそ、イスラエルの回復のカギがあります。
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週(25,26日)の聖書研究・祈祷会 & 29日(日)主日礼拝
・今年度の教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・集中豪雨の被災地域(国内)、異常な高温状態の続く地域(世界)を覚えて
・東京2020パラリンピックを覚えて。アフガニスタン、ミャンマーを覚えて。
3出席者の祈り課題
※次回:9/8(水)・9(木)「主こそ真の牧者」(エゼキエル34章)