8/18,19 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「むなしい幻を見ることなく」(エゼキエル13:1~7)〔旧約1311頁〕

① 「主の言葉を聞け」(1~3節)

13章では「主の言葉がわたしに臨んだ」(1節)と語られています。主なる神様は「人の子よ」と呼びかけ、「主の言葉を聞け」とイスラエルの預言者たちに向けて語るようにとエゼキエルを促されるのです。 “イスラエルの預言者たち”は、神様のみ言葉に聞くことをせず、「何も示されることなく、自分の霊の赴くままに歩む預言者たち」(3節)、それが、イスラエルの預言者たちの実態でした。

② 欺きとむなしい幻ではなく(4~7節)

 神様は欺きとむなしい幻を自分の心の赴くままに語ろうとする預言者たちを、「廃墟にいる山犬」と断言されます。「主は言われる」と勝手に語る言葉は、「むなしい幻」「欺きの占い」に過ぎないのだとも断言されています。

 「平和がないのに、彼らが『平和だ』と言ってわたしの民を惑わすのは…」(10節)という言葉は非常に耳に残る言葉です。現実の厳しさから目を背けたい時、それを忘れさせてくれるような楽天的な言葉や非現実に走ることは、いつの時代でも同じことです。

③ 現実を直視し、その先に広がる神様の救いを見よ

「豪雨が襲えば、雹よ、お前たちも意志のように落ちてくるし、暴風も突如として起こる。」(11節)「それが崩れ落ちるとき、お前たちもその中で滅びる。そのとき、お前たちは、わたしが主であることを知るようになる。」(14節)コロナの状況下にあって、自然災害が多発する状況に生きる現代のわたしたちに、「主を知る」希望があることを伝えているのではないでしょうか。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・今週(18,19日)の聖書研究・祈祷会 & 22日(日)主日礼拝

・今年度の教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

・集中豪雨の被災地域(静岡県、鳥取県・島根県、福岡県・長崎県・佐賀県・広島県など)

3出席者の祈り課題 

※次回:8/25(水)・26(木)「主に立ち帰って、生きよ」(エゼキエル18章)

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