8/8 週報巻頭言より

『平和集会に出席して』       No.108

御名があがめられますように。御国が来ますように。御心が行われますように、天におけるように地の上にも。(マタイ6:9~10)

 昨日、神奈川連合・中部連合合同の平和集会がオンラインにて開催されました。講師は、ミャンマー出身のマウマウタン牧師(国分教会)でした。師は牧師家庭に育ち、日本に留学をされた際、東京の仙川教会で教会生活を送り、献身の思いが与えられて西南学院大学神学部で学び、現在、鹿児島県の教会の牧師を務められています。

 講演の中では、過去30年近くのミャンマーの歩みの中で、3度の軍事クーデターが起こったことから今回の情勢に至る歴史が紐解かれました。新聞・TV等の報道では知りえないようなミャンマーの民衆の様子、教会の動き、そして新型コロナウイルス感染の第3波の中で医療体制が崩壊している現実も伝えられました。

 マウマウタン師は最後に、「自由と人権が傷つけられているミャンマーの人々の為に、一日1分でもお祈り下されば幸いです」と祈りのリクエストをくださいました。国分教会では学童保育の子どもたちが、毎日「タンタン(マウマウタン師の愛称)の国のために」と祈りがささげられているそうです。主の平和はどこから来るのか。私たちの祈りから始まることを信じ、共に祈りたいと願います。

-週報巻頭言, 牧師のお話