8/4,5 聖書研究・祈祷会
今日のポイント》
聖書・奨励「エゼキエルの召命」(エゼキエル2:1~10) 〔旧約1297頁〕
今日のテーマ:「人の子よ、自分の足で立て。わたしはあなたに命じる」(1節)
① エゼキエルとは何者か(エゼキエル=“神が強くする”という意味)
「ユダ王国ヨヤキン王の時代にバビロン軍がエルサレムを侵略。王と家族、高官、勇士、職人、有力者など、多くの人々をバビロンへと連行しました。これが第一次バビロン捕囚です。祭司として神殿に仕えていたエゼキエルも捕囚民の一人としてバビロンへと連れていかれました。捕囚地にて5年目のある日、彼は幻のうちに主の姿にまみえます。そして神さまから直々に捕囚民のための預言者としての召しをうけたのでした。」(バプテスト誌7~9月号より)
②「人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの民に遣わす」(1~5節)
神様はエゼキエルを預言者として召し出し、イスラエルの民に対して御言葉をとりつぐ役目へと召し出されました。神様はエゼキエルに対して、「自分の足で立て」と呼びかけられます。そして、この立ち上がったエゼキエルのうちに、聖霊を注がれるのです。エゼキエル書は、ヨハネ黙示録のような幻が多く語られます。「枯れた骨」となった人々に、霊が吹き込まれた時、人々は生き返ります(37章参照)。このメッセージが時代を超えて私たちの心に響くのです。
③「彼らとその言葉を恐れてはならない」(6~10節)
多くの預言者同様、エゼキエルが遣わされる相手イスラエルの民は、心をかたくなに閉じ、「反逆の家」となっています。その人々に「聞き入れようと拒もうと」語りかけ続けよと神様は命じられるのです。この言葉は人に罪を示すばかりか、悔い改めへと導き、生き返らせる言葉です。
「御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい。」(第2テモテ4:2より)
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週の聖書研究・祈祷会 & 8日(日)主日礼拝(平和&召天者記念)
・今年度の教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
・会堂建築の幻を覚えて祈り続けることが出来ますように。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・集中豪雨の被災地域(静岡県、鳥取県・島根県など)
・東京2020オリンピック、パラリンピック 「平和の祭典」の名にふさわしい大会となるように
3出席者の祈り課題
※次回:8/11(水)・12(木)「主の聖所を背にし」(エゼキエル8章1~18節)