7/14,15 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「人を分け隔てせず」(ヤコブ2:1~9) 〔新約422頁〕
2章のテーマ 人を分け隔てせず、「隣人を自分のように愛する」生き方を歩む
①「貧しいものと富んでいるもの」(1~4節)
教会員の間に、高い/低い(経済力などのこの世の価値基準)という判断をする関係を持ち込むのであれば、それは福音に背く事ではないか。ヤコブは、「信仰をもっているといいながら、行いが伴わない(2:14)」信仰になってしまうことを戒めています。
①―1「栄光に満ちた、わたしたちの主イエス・キリスト」(1節)
「わたしたちの主イエス・キリスト」「栄光の主」という表現が一つになった珍しい表現になっています。 参照:エフェソ1:17、1ペトロ4:14、イザヤ40:5など。
栄光とは、神の栄光(ヨハネ1:14)、キリストを信ずるクリスチャン一人一人にも宿る栄光(Ⅰコリント6:19、20)教会に宿る栄光(エフェソ2:21、22)を指しています。
☆「神は、人を偏り見られず、分け隔てなさる方ではありません」(ロマ2:11)、
「誇るものは主を誇る」(1コリ1:26―31)を参照。
②「隣人を自分のように愛しなさい」(5~9節)
②―1「貧しい者、富んでいる者の状況」(5~6節)
お金を貸した富んでいる人が借金を返済していない貧しい人を街で見かけた時、襟首をつかまえて、息の根が止まってしまうような勢いで法廷に引っ張っていくことが実際にあったのかもしれません。「(貧しい人々を)辱めた」という表現は、旧約聖書のエレミヤ書7:6、エゼキエル18:23にも見出すことができます。
②―2「あなたがたに与えられたあの尊い名」(7節)
クリスチャンは、父と子と聖霊の名によってバプテスマを授けられます。文字通り「キリストの者」(使徒言行録11:26)とされます。☆愛は全てを完成させる帯(コロサイ3:14)
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・今週の聖書研究・祈祷会 & 7/18(日)主日礼拝
・今年度の教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
・集中豪雨の被災地域(静岡県、鳥取県・島根県など)
3出席者の祈り課題
※次回:7/21(水)・22(木) ヤコブの手紙3章