6/16,17 聖書研究・祈祷会
《今日のポイント》
聖書・奨励「イエスが歩まれたように」(第1ヨハネの手紙2:1~17) 〔新約441頁〕
「神の内にいつもいるという人は、イエスが歩まれたように自らも歩まなければなりません。」(6節)
①イエスが歩まれたように(1~6節)
まず、イエス・キリストとは何者であるのかが、はっきりと証しされています。①弁護者、②正しい方、③全世界の罪を償ういけにえとしてのイエス様の姿。
次に、「神を知っている」ということについて。知るとは実行することなのだと、ヨハネははっきりと語ります。①知っている、②神の掟を守る、③神の言葉を守る、④神の愛がわたしたちの内に実現する。信仰生活とは、イエス様と共に歩むことですが、言葉をかえれば、イエス様がなさったように生きる=イエス様の姿に学ぶ(まねぶ)ことです。
②古い掟と新しい掟(7~17節)
古い掟=律法は、新しい掟=福音と矛盾する教えではありません。新しい掟は、神の愛を土台とする教えです。暗闇ではなく、光のうちに歩むように導かれるイエス様と共に生きること、すなわち、新しい掟に生きることです。
12節以下、子たちよ、父たちよ、若者たちよという呼びかけはユニークです。①罪の赦しの宣言、②創造主なる神(父なる神)を知っている、③悪いものに打ち勝ったという勝利の宣言、④永遠の命の約束が約束されています。世=コスモスを愛するな(15節)の意味は、ヨハネ福音書3:16を踏まえながら解釈する必要があるかと思います。厭世主義に生きるのではなく、しかも世の事だけしか考えない刹那主義に生きるのでもなく、神愛隣人愛に生きる生き方。
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネ福音書3:16)
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
・6/16(水)・17(木)聖書研究・祈祷会、6/20(日)主日礼拝
・今年度の教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。
※ 5月2日以降、礼拝と祈祷会は家庭礼拝期間(オンライン礼拝)。
2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)
・新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。
・社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
3出席者の祈り課題
※次回:6/23(水)・24(木)「互いに愛し合う」(1ヨハネ4章7~21節)