4/21、22 聖書研究・祈祷会

《今日のポイント》 

聖書・奨励「さいわい頌」(マタイ5:1~12) 〔新約6頁〕

①新しい十戒の言葉としての山上の説教(1~2節)

マタイ福音書の5から7章にある山上の説教(ルカ福音書6章20~23節:平野の説教)は、新しい十戒です。古い十戒の言葉は、シナイ山において神からモーセに与えられ、モーセからイスラエルの民に語り伝えられた契約の言葉であり、新しい十戒としてのイエス・キリストの言葉は、ガリラヤの山においてイエス様からユダヤ人、異邦人を含むすべての人に語り伝えられた言葉です。

②「天の国」によって挟み込まれたさいわい頌(3~10節)

 さいわい頌は、「~の人々は幸いである」に続いて、3節と10節で「天の国はその人たちのものである」という言葉が語られています。「天の国」で挟まれている構造になっています。地上に苦しむ人々に対して、天の御国が約束されているのだから、苦しみ・悲しみの中にあっても気落ちしてならない。絶望に落ち込んでいても、光を待ち望むようにとの神様の慰めと励まし、それが、さいわい頌の最大の特徴であります。

③「喜びなさい。大いに喜びなさい」(11~12節)

 11~12節は、さいわい頌のまとめの句として記されています。「ののしられ、迫害され、悪口を浴びせられるとき」とは、イエス・キリストを救い主として信じる信仰によって、周りの人々(家族、知人・友人、地域社会、統治者)から受ける迫害を指しています。これらを受ける時、「あなたがたは幸い」だというのです。なぜならば、「天には大きな報いがある」から。天の御国が約束されている、永遠の救いが待っている。だから、「喜びなさい。大いに喜びなさい」というのです。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・4/21(水)・22(木)聖書研究・祈祷会、4/25(日)主日礼拝

・今年度の教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。

 教会総会(5・2予定)はコロナの為、今年度も文書総会となります。

 5月2日以降、礼拝と祈祷会は家庭礼拝期間(オンライン礼拝)に入ります。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

 新型コロナはじめ、自然災害、貧困、民族紛争など、全世界にある苦しみに解決の道を。

社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

3出席者の祈り課題 

※次回:4/28(水)・29(木)「わたしもその中にいる」(マタイ18章15~20節)

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