3/10,11 聖書研究・祈祷会

聖書・奨励「天の国のたとえ・10人のおとめ」(マタイ25:1~13) 〔新約49頁〕

「だから、目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないのだから。」(13節)

①10人のおとめたち(1~4節)

 婚礼のたとえで、天の国について語られているお話です。いくつかの点でユニークです。まず、夜中に婚礼が行われること。次に、花婿の家に花嫁が来るのではなく、花嫁のところに、花婿が来るということ。最後に、花婿とは一人なのですが、花嫁は10人いるということ。

 これは、あくまでたとえです。天の国がいつ、どのように来るのかは誰も知らない。だからそれに向けて準備せよという視点を持って、たとえを読み進めていきましょう。

②花婿が遅れている(5~11節)

 花婿は、遅れています。これは天の国の到来が遅れているということです。天の国が来るときとは、神の国が到来するときであり、終末の時を指しています。なぜ遅れているのか、その理由を私たちは様々考えます。聖書は一貫してすぐ来る、必ず来る、遅れているようでも来るのだと証言します。

「しかし、私たちの本国は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、わたしたちは待っています。」(フィリピ3:20)

③目を覚ましていなさい(12~13節)

 5人の賢いおとめたちのように油を切らせずにいることが望ましいのですが、実は、5人の愚かなおとめたちと同じように、賢い娘たちも「見な眠気がさして眠り込んで」しまうのです。目を覚ましているようにとは、信仰の眼を開いて神様を待ち望む信仰を表しています。油とは、「永続的な愛(マルチン・ルターの言葉)」(1コリント13:7~8)とも言われます。油切れせず、目をこすりながらも、神様への期待をもって歩んでいきましょう。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・3/10(水)・11(木)聖書研究・祈祷会

3/14(日)主日礼拝

 教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。新年度の計画の為。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

 「3・11を忘れない」思いで過ごし、世界的な規模の自然災害の被災者のために祈る。

社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

3出席者の祈り課題 

※次回:3/17(水)・18(木)「小さい者のひとりに」(マタイ25章31~46節)

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