2/28 週報巻頭言より

『慰めのほとりの教会』         No.85

主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。

主はわたしを青草の原に休ませ

憩いの水のほとりに伴い魂を生き返らせてくださる。

(詩編23編1~3節)

 2020年度も残すところ1か月となりました。教会の歩み、あるいは中部地方バプテスト連合の歩みを思い、次年度のヴィジョンを頭に描いている所であります。

 「慰めのほとりの教会」(クリスティアン・メラー著、2006年発行・教文館)は、教会とはどのような共同体であるのかということを明確な言葉で伝えている本です。「魂への配慮に生きる教会」には、神様からのヴィジョン(幻)が与えられます。私たちは、教会が魂に安らぎを与え、慰めを与える共同体であることを、聖書の御言葉を通して「体験」することができます。教会は、病める隣人、弱い人々、貧しい人々のために慰めのわざを行う共同体です。私たちは教会を「信じ切る」ことが出来ます。教会を通して神様の愛を「経験」し、私たちの信仰も成長させられます。教会が刷新は神様の聖なる霊を通して導かれます。

 教会とは神の生ける家であり、神の愛が働く場所です。裁き合い、お互いの欠点を見つけるのではなく、神様によって変えられ、成長させられる約束へと聖霊によって導かれていきます。「信仰・希望・愛」を信じ、特に愛に根差して交わりが行われるところ、それが教会です。

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