2/24,25 聖書研究・祈祷会

聖書・奨励「自分の十字架を背負って」(マタイ16:21~28)

「私について来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい。」

(マタイ16:24:6)

①イエス様の受難と復活予告(21節)

イエス様は合計3回、弟子たちだけにご自分の十字架と復活予告を語られました。無実の人を裁判にかけて十字架刑に処したのは人間です。しかし、予告の隠された主語は「父なる神」ご自身であることに注目したいと思います。神的受動態を用いてイエス様が「苦しみを受け、殺され、復活させられ」たことが、神様の御心により行われたことが物語られているのです。

②ペトロへの叱責(22~23節)

シモン・ペトロは、「あなたはメシア、生ける神の子です」(16節)と告白し、イエス様からの賞賛の言葉を頂きました。そのペトロが、「サタン、引き下がれ」と叱責を受けます。実は、これはペトロ一人ではなく、弟子たち全員への言葉だったのでありましょう。理想のイエス様像をそれぞれの弟子は描いています。しかし、イエス様は誰の理想像にも当てはまりません。神様の御心に従う形で、イエス様は歩まれたのです。「私につまずかない者は幸い」(11:6)参照

③自分の十字架を背負って(24~28節)

イエス様に従うということは分かりますが、自分を捨てることと自分の十字架を背負うとはいかなる意味を持っているのでしょうか。自分優先ではなく、神様第一に生きることは、言葉ほどたやすいことではなく、まして、イエス様が担われた十字架を自分の十字架として背負うことは、不可能です。それでも、自分がこの世における使命を担っていくようにとイエス様は願っておられます。

「はっきり言っておく」(28節)は謎の言葉です。参照:ヨハネ21:20~23

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・2/24(水)・25(木)聖書研究・祈祷会

2/28(日)主日礼拝

 教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。新年度の計画の為。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

 社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

3出席者の祈り課題 

※次回:3/3(水)・4(木)「柔和なお方」(マタイ21章1~1節)

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