12/2,3 聖書研究・祈祷会

2020年12月2日(水)10時半~12時、3日(木)20時~21時

《今日のポイント》 

聖書・奨励「神は我々と共におられる」(マタイ1:18~25) 〔新約1頁〕

インマヌエル。この言葉は「神は我々と共におられる」という意味です。マタイ福音書の最初から終わりに至るまで貫かれている信仰です。イザヤ書7:14に由来する神学でもあります。

1「律法が成就される」(22節)

 律法、それは、旧約のモーセ5書を中心とする神の教えです。イスラエルの民に対する神様の救いの約束でもあります。この約束がイエス・キリストにおいて成就(完成)されるというのが新約聖書の伝える福音です。

2「ヨセフとマリアに起こったこと」(18~19節)

 婚約中のヨセフとマリアのカップルには、予想していない出来事が生じます。予期せぬマリアの妊娠です。しかしこれは、神様の出来事でした。聖霊により男の子を身ごもることになったマリアです。ルカ福音書がマリアの視点でこの出来事が描写されているのに対し、マタイ福音書は、ヨハネの視点で描きます。ヨセフの戸惑い、そして決断。この決断は何によってもたらされたのか。

3「恐れることなく」(20~24節)

 ヨセフは天使の示す通り、マリアを妻として迎え入れ、子を自分の子どもとして育てる決断をします。夢で示された内容をそのままに受け入れたところに、ヨセフの信仰姿勢があります。「恐れるな」というメッセージは、旧新約聖書を貫く約束の言葉です。

4 「インマヌエル」(23節)

 「神、我らと共にいます」とはイザヤ書の約束の言葉です。ある時、この一言の言葉を祈りの言葉として教えて頂いたことがありました。不安、恐れ、先行き不透明な時代を生きる私たちにとって、何が起ころうと傍らに神様がおられる。主がわたしたちの人生の道行きに伴ってくださるということほど、確かな約束はありません。今日も平安の内に生きることができます。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう!

1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)

・12/2(水)、3(木)聖書研究・祈祷会、12/6(日)主日礼拝

 教会形成、福音伝道が主のみ心にかなって導かれますように。クリスマスのために。

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和のために)

 社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に

 よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように

3出席者の祈り課題 

※次回:12/9(水)、10(木)「喜びの道」(マタイ2:1~12)

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