9/6 週報巻頭言より

『初めてのWEB祈祷会』         No.60

「わたしたちは、祈りの度ごとに、あなたがたのことを思い起こして、あなたがた一同のことをいつも感謝しています。」(1テサロニケ1:2)

新型コロナウイルスにより、私たちの日常に様々な変化が起きています。教会においても同様です。祈りと賛美と礼拝を、一つ所に集まって献げることを喜びとする教会が、大勢が一か所に集まることを避けるならば、それまでと正反対のやり方を選びながら祈りと礼拝を献げることを目指すので、ここに苦労があり、工夫が必要です。

私はもともとヴァーチャル(仮想現実的)なものとか、WEBを活用するやり方は好みませんでした。しかし、コロナ危機を迎え、何とか神様の御言葉を分かち合う機会を探る中で、有効な手段としてWEBを活用することで、欠点ばかりではない良さも少しずつ見えてきました。

そもそもキリスト教会が誕生して間もない頃の福音伝道は、人から人への直接伝道だけでなく、手紙を媒介とした遠距離での伝道も積極的に試みられてきました。

先週木曜日に、ZOOMでの聖書研究・祈祷会を私を含めて3名で行いました。慣れない中でも聖書を中心とした交わりを確かに持つことが出来ました。2~3名の者が主の名によって(距離は離れても)心一つに集まるところ、主が共におられることを体験することが出来ました。9月13日の礼拝から本格的に導入していきます。お祈り下さい。

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