2020.8.16 週報巻頭言

『天体観測の夜』             No.57

「天は神の栄光を物語り 大空は御手の業を示す。

 昼は昼に語り伝え 夜は夜に知識を送る。…

 その響きは全地に その言葉は世界の果てに向かう。」

          (詩編19編2,3,5節)

 毎年、多くの流星が出現する流星群が3つあります。

「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」のうちペルセウス座流星群は、7月下旬から8月中旬まで、毎年安定的に観測されます。今年は8月12日夜~13日早朝が、最大の流星観測日よりだったそうで、私もご多分に漏れず、1,2時間ほどの時間、北東の夜空をじっと眺め続けておりました。首が痛くなり、目もかすみつつではありましたが、楽しい経験でした。夏の夜空は空気が湿り、ガスが発生しやすいので、星空もやや見えにくいそうですが1,2の流星を見ることは出来ました。北斗七星や夏の大三角形、火星など、さほど星座に詳しくなくとも見分けのつく星々を見ながら、上記の聖句が頭に浮かんできました。神様は、地上にへばりついて生きるちっぽけな存在にすぎない私のことをも、愛し慈しんでくださっています。コロナ危機や猛暑、人間の手による環境破壊など、苦しみや悲しみの現実の中にも、神様の御手によって創造された美しい世界はちゃんと存在しています。8月後半も、神様の御業を見つめ、神様を賛美し、神様に栄光をお返しする日々を心がけつつ、歩んでいきましょう!

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