6/24(水)、25(木) 聖書研究・祈祷会 「主の日は来る」(1テサロニケ4:13~5:11)

皆さんこんにちは!今週は、テサロニケの手紙1の4章途中から5章前半までを取り上げます。主の日、終わりの日についてご一緒に考えてみましょう。
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聖書・奨励「主の日は来る」(1テサロニケ4章13節~5章11節)〔新約377頁〕

主の日とは
テサロニケの手紙は、パウロの生きた時代(紀元50年代ごろ)の教会の空気をよく伝えています。紀元30年代に主イエス・キリストの福音が宣べ伝えられ、十字架の死と復活を目撃した人々は、その時も生きています。20年の時間のずれがあり、「すぐ来る」=終わりの日がすぐ来ると信じている人々にとって、まだ来ていない現実に対して、そのことをどう受け止めればいいのかという不安、戸惑いが生じています。主の日、主が再臨される日、それはいつ来るのか。それにどのように備えて行けばいいのか。それが、テサロニケの手紙の書かれた目的です。

1 主を信頼して生きる 主と共に生きる
パウロは、「イエスが死んで復活されたと、私たちは信じています。」(14節)に続いて、終わりの日が来ると、どのようなことが起きるのかを、はっきりと語っています。4章18節では、互いに励まし合うようにと勧めています。いつ来るのか、今来るのか、もっと先なのかということで思い煩うことなく、今、復活の主と共に生きること、何より、主の再臨を信じていきるようにと勧めています。
「光の子、昼の子」(5節)にあるように、光つまり、キリストの復活の命に包まれている者として、「信仰、愛、救い」をしっかりと身に着けて生きるようにと勧めています。それは、いつでも、「主と共に生きる」(10節)ようになるためです。

2 励まし合い、お互いの向上に心がける
クリスチャンは、神の家族です。神の子とされ、復活の命を約束されたもの同士、互いを励まし合うように、4:18、5:11と2度にわたり、「励ます」という言葉が使われています。励まし合うことは、教会生活の中でも極めて大切な事柄です。
新型コロナウイルスの流行で、あらゆる日常生活が制限され、教会生活も通常とは異なる状況に置かれたときに、何より支えられたのは教会の兄弟姉妹の祈りと励ましの言葉でした。困難な状況だからこそ、孤独・孤立に陥る人々を励ますことが大切です。なぜなら私たちも同じだからです。主は共におられます。生きて働かれる方です。今、生かされている恵みを感謝して歩んでいきましょう。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
6月24日(水)、25日(木)聖書研究・祈祷会、28日(日)主日礼拝

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和)
社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
3出席者の祈り課題

※次回:7/1(水)、2(木)「いつも喜んでいなさい」(1テサロニケ5章12節以下)

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