6/17,18 聖書研究・祈祷会「神の言葉」(1テサロニケ2章より)

主のみ名を賛美します。梅雨の雨降り注ぐ中、お元気にお過ごしでしょうか。聖書のみ言葉は、私たちに力を与え、生きる希望を与えてくれます。テサロニケの手紙を通して、神様の愛を分かち合えたらと願い、アップします。
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聖書・奨励「神の言葉」(1テサロニケ2章1~13節)〔新約374頁〕

始めに
パウロ、シルワノ、テモテたちは、マケドニア州とアカイア州の伝道活動を行い、福音の種をまき、育てました。その実として、ヤソンを始めテサロニケ教会が誕生しました。テサロニケ教会を励ますために記されたこの手紙ですが、パウロたちの愛が込められています。17節以降、「だから、ぜひそちらへ行こう」としているパウロの心が伝わってきます。

1 神に喜んで頂くために
パウロたちがフィリピで伝道活動を行ったとき(使徒言行録16章参照)、たくさんの信じる人々が起こされましたが、同時に激しい迫害が起こり、パウロとシラスは投獄されてしまいました。釈放されたのち、テサロニケでの福音伝道(使徒17章)も同じく、ヤソンの家を始め、テサロニケ教会のメンバーは迫害を被りました。そういう苦しみの中での福音伝道の働きは、「人に喜ばれるため」ではなく、心を吟味される神様に喜んで頂くためだったのだと、パウロは振り返ります。
パウロたちは、テサロニケの兄弟姉妹をどう感じているのでしょうか。「自分の命」(8節)を喜んで差し出してもいいほどに、母親が子どもを愛するように、父親がその子に対するように感じています。「神のみ心にそって歩むように」=「神の御国と栄光にあずかるように」招いておられることを伝えるべく、励まし、慰め、強く勧めています。

2 絶えず神に感謝する
「感謝、喜び、祈り」は、信仰の3大要素です。1「感謝」:人から人へと伝えられる言葉が、「神の言葉」として受け止められ、テサロニケの人々が他の地域の教会の模範となっているから(2:13)。2「喜び」:神のみ心にかなって、「神の言葉」が伝えられているから(2:4)。3「祈り」:テサロニケ教会が、迫害の中でも「神の言葉」から離れずに歩んでいるから(1:2)。
改めて、信仰というのは一人で歩んでいても息詰まってしまうが、互いに励まし支え合う信仰の仲間がいて、はじめて健康な信仰生活を送ることができるものではないでしょうか。テサロニケの信徒への手紙を読むとそのことを強く感じます。

祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
6月17日(水)、18日(木)聖書研究・祈祷会、21日(日)主日礼拝(父の日)

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和)
社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように。人種・国籍、社会の格差に
よって生じる差別、偏見から解放され、平和な世界が作り出されるように
3出席者の祈り課題

※次回:6/24(水)、25(木)「主の日は来る」(1テサロニケ4章、5章)

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