5/31 週報巻頭言「聖霊は風のように」

『聖霊は風のように』  No.45

突然、激しい風が吹いてくるような音が天から聞こえ、
彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった。
(使徒言行録2:2,3)

 聖霊は、神様です。聖書は、父なる神、子なるキリスト、聖霊なる神の3つにしてひとりの神様を証ししています。聖霊なる神様と、父、子は分離しているわけではありません。聖霊なる神様は、神様の力とか、神様の命とも呼ばれます。聖霊という言葉はヘブライ語「ルアハ」やギリシャ語「プネウマ」を、日本語で翻訳した言葉です。ルアハには、「息」とか「風」という意味もあります。
 すべての生き物は酸素を取り入れ、二酸化炭素を排出し呼吸しています。息をするように私たち人間は、神様の霊を注いでいただくことで、霊的に生き生きと生きることができます。風はどこから吹いてきて、どこに吹いていくのかは誰にもわかりません。そよ風は心地よく、台風は木をなぎ倒し、暴風によって建物を破壊する力があります。神様は風のように、私たちの間を吹き抜け、時に力強く吹き付け、私たちを促されます。聖霊が注がれると、私たちは力を受けます。全世界に出かけて行き福音伝道の働きをなす者となります(使徒1:8)。聖霊は私たちに霊の実を結ばせます(5:22)。神様は私たちを通して神様の栄光を表されます。何とありがたいことでしょうか。

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