6/3,4 聖書研究・祈祷会「神は人を分け隔てなさらない」(使徒言行録10章より)

おはようございます!6月最初の祈祷会、ペンテコステ(聖霊降臨日)からは初めての祈祷会になります。今日も、神様の御言葉を頂き、心を合わせて祈りをささげましょう。
新型コロナウイルスは、南半球で猛威を振るっています。もちろん、日本でも感染第2波の発生が心配です。世界のすべての人々の命が守られますように。

「神は人を分け隔てなさらない」(使徒言行録10章より)

1 コルネリウスに起こったこと
 ローマの軍人コルネリウスは、地中海沿岸のカイサリアに住む人でした。「信仰心あつく、一家そろって神を畏れ、民に多くの施しをし、絶えず神に祈っていた」(2節)コルネリウスは、ある日の午後3時、天使の呼びかける声を聞き、幻を見ます。60キロ離れたヤッファに滞在中のペトロを招き、その話を聞くようにとのお告げでした。34節以下には、一家に起こった出来事が記されます。救いの出来事が起こったのです。聖霊が降り、一家はペトロからバプテスマを受けました。

2 ペトロ、幻を目撃する
 コルネリウスが幻を見て、部下と家来の3名をヤッファに派遣した次の日、ペトロは祈りのときに、幻を見ます。コルネリウスとペトロはそれぞれ、祈りの最中に神様のメッセージを聞き(見る)ます。イエス様がディボーションの中で御言葉を聞き、神様のヴィジョンを示されていたようにです。
 ペトロは、昼の12時ごろに祈りの最中、空腹を覚えました。この時示されたのは、食べ物に関する幻です。私はここに神様のユーモアを見ます。11節以下、天から大きな入れ物が降ってきました。そこには律法上、清い動物ばかりでなく、不浄/けがれた動物も入っていました(レビ記11章、申命記14章、エゼキエル4章、ダニエル1章参照)。さらに「ペトロよ、身を起こし、屠って食べなさい」という声が聞こえました。ペトロと主のやり取りは、3回繰り返されます。3回のやり取りは、「知らない」と繰り返すとき、「あなたは私を愛しているか」の問いかけの時、そして、この時の3回挙げることができます。

3 「神は人を分け隔てなさらない」
ペトロは、幻とコルネリウス一家との出会いを、神様のメッセージ「…神はわたしに、どんな人をも清くない者とか、汚れている者とか言ってはならないと、お示しになりました」(28節)、「神は人を分け隔てなさらないことが、よく分かりました」(34節)なのだと受け留めています。福音は、すべての人々に開かれ、信じるものすべてに救いをもたらす力があります。 
祈りの課題: 心ひとつに祈りを合わせましょう
1東山キリスト教会の為(福音伝道と牧会の働き、メンバーの霊的健康)
 6月3日(水)、4日(木)聖書研究・祈祷会、7日(日)主日礼拝 

2日本と世界の為(新型コロナウイルスの終息、世界の平和)
 社会の営みの回復と、新しい価値観に生きることができるように

3出席者の祈り課題 

※次回:6/10(水)、11(木)「主に倣う者」(1テサロニケ1章)

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