「もう一度初心にかえって」(3/29週報巻頭言)

永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。(ヨハネによる福音書17:3)

 今日は、2019年度 最後の主日礼拝です。連日、新型コロナウイルスのニュースが伝えられ、「コロナ疲れ」という言葉も耳にするようになりました。新しいタイプの感染症に対して薬の開発が急務です。それまでの間は、外出を控えるとか、清潔に保つという非常に原則的な対処法、基本的な健康法を志す以外にありません。
 さて、このような時、私たちは何をなすべきでしょうか。「笑い」と「喜び」を忘れがちな中で、何か一つ楽しいことを見つける、いいこと探しが私たちの精神的・霊的な健康に大切ではないか。少女ポリアンナ(別名パレアナ)という児童文学の主人公は、過酷な運命を歩む中でも、「いいこと探し」を忘れません。誰かと出会えてうれしい、こんな出来事があってうれしい。周りに人々に、彼女のいいこと探しは、いい影響を与えます。みんなにそれが広まったころ、主人公のポリアンナ自身、笑顔を失うような試練に遭います。すると、彼女に助けられた人たちが、今度は彼女を助けるのです。私たちは、福音を伝えられ、イエス様を救い主と信じて生きる人生に生かされています。この福音が世界を救います。世界の為に、今こそ祈りましょう。

-牧師のお話