転入会式に寄せて(週報巻頭言7/28)

 本日は、F姉の転入会式です。東山教会にとって大変喜びの日です。
さて、転入とは、他教会から教会籍を当該教会へ移すことです。
引っ越しを例にとれば、以前いた市町村から現住所に移動する場合、
役所へ住所変更を届け出て、公共料金の支払い等、変更手続きを行い
ます。家族の学校、職場の移動手続きもあります。
 国や教団教派が異なると、教会籍という制度がない所もあると聞き
ます。
 私は、日本のように一つ一つの教会の教勢(教会員の人数・財政規
模)が、さほど大きくなく、平均的に30~50人ほどが多い場合に
は、一つの教会を愛し、支える意味で、教会籍は大切ではないかと思
います。
 自分の生まれ育った故郷は大事です。同時に、今暮らし、生活の拠
点を置いている場所、つまり、現住所(現教会)は、第2の故郷では
ないでしょうか。
 東山教会では、転入会の学び/バプテスマの学びを基本7回シリー
ズで行っています。以前所属した教会と当教会の違いを知り、他教派
からの転入の場合には、教派の違いを学ぶ機会になります。自分の信
仰生活を振り返る機会にもなります。ぜひこの機会に、東山教会への
転入会や、主を信じてバプテスマを受けることを考えてみませんか。

-牧師のお話